発見場所/豊島区西巣鴨二丁目 都電荒川線沿いから少し住宅街に入った所
発見年月日/平成三〇年
発見者/巣鴨ブラ観光グータラ3人衆
物件の状態/荒川線沿いを歩いていて、「ここの路地は我々未踏ですな」と踏み入ったらそこにあった。水を出す捻りもなければ、水受けも無い。道も狭くジャバジャバと出してしまえば通行人に水がかかってしまう。壁の塗装は綺麗なので以前は意図ある蛇口だったのかもしれません。加えて、道路の舗装が綺麗なので以前はちゃんと水の受皿があったが道路整備で余儀なくされて蛇口のみが残ったのかもしれない。
そういえば最近、「男性としての機能がない」と発言し、話題となった某有名人がいましたが、この下向きの機能を失った蛇口、まるで中年男性のような哀しさを漂わせているように感じるのは、私だけでしょうか?
発見したとき、歩いていた3人一同『超芸術トマソン!』と感動してしまった。
「超芸術トマソン」とはなんぞや?
お堅く説明しますと「存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。その中には、かつては役に立っていたものもあるし、そもそも作った意図が分からないものもある。 超芸術を超芸術だと思って作る者(作家)はなく、ただ鑑賞する者だけが存在する。」(出典:Wikipediaより)
詳しくは原典たる下の本をご覧ください!
いろんな事例があり、普段の町の見方が540°変わります!
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