上池袋のとある路地を散策中に見かけた風景。割った硝子片がブロック塀に埋め込まれている。
調べたところ、これは猫除けとして施されるものらしい。家の周りに水入りペットボトルを並べるアレと同種のものだろう。
これを私は、「有刺硝塀」と名付けたい。それは、有刺鉄線の持つ、人を寄せ付けないものものしさと同種の雰囲気を、この塀からも感ぜられるからである。或いは、私が猫の様にのんびりと歩いていたから、そう感じたのかもしれない。
しかし、この様な対策をみると、この街の人間性というものが透けて見えて、路地の見え方も多少変わってくるから面白い。
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